7月定例会 マイ路地報告会について報告します。

7月27日火曜日、7月定例会 マイ路地報告会を開催しました。
今回のマイ路地ナビゲーターは宮田智史さん（九州大学芸術工学府修士課程所属／ドネルモ）。テーマは、「2010年代の路地を考える－＜郊外化＞と＜情報化＞の中の路地」です。

導入部では、アニメ「じゃりン子チエ」や映画「always 三丁目の夕日」など、皆さんも親しみある作品を例に挙げながら、「路地」を中心に展開される物語を「ナナメの関係」という言葉で分かりやすく説明いただきました。

財団法人 福岡アジア都市研究所から発行された研究成果報告書『路地を生かすまちづくり－福岡市の細街路の実態を踏まえて－』をご紹介します。

樗木武理事長、梶返恭彦研究主査のおふたりが、福岡市の細街路についてその実態を調査され、細街路や路地がまちづくりの上でどのようにとらえるかを検討されています。細街路が存在する実態、細街路の特性、路地のイメージと評価、路地のまちづくりなど幅広く路地のまちづくりについてまとめられたものです。

目次
1. はじめに
2. まちの狭い道”細街路”について
3. 歴史の中で生まれた都心と周辺地区の細街路
4. 旧唐津街道沿い宿場町区域に残る細街路
5. 周辺市街地と漁港のまちの細街路
6. 細街路の空間的、物理的概況
7. 人々が心に抱く路地の概念、イメージ
8. 写真により路地の評価法を探る
9. 路地づくり、路地のまちづくりを推進する
10. おわりに

詳細は、福岡アジア都市研究所までお問い合わせください。

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